「今の仕事を辞めずにホストを試してみたい」という相談をよく受ける。昼職との掛け持ちは理論上は可能だ。ただ俺がいた4年間で、掛け持ちで入った後輩のほぼ全員が3ヶ月以内にどちらかを辞めていた。体が先に答えを出す。
「順番が大事」というのが結論だ。店を先に決めてから「週何日出られるか」を交渉するのは、大体うまくいかない。先に自分が出られる曜日と日数を確定させてから、その条件で受け入れてくれる店を選ぶ。それだけで続く確率がかなり変わる。
- 現実的
- 昼職が週4日以下・フレックス・リモート対応。週2日出勤から受け入れる店に入る。
- 要注意
- 昼職が週5日固定・9〜18時。ホストに週3日以上出勤できるか再計算が必要。
- ほぼ無理
- 昼職が週5日+残業あり。ホスト側も週3日以上の最低出勤が条件。どちらかが崩れる。
SECTION 01シフトの現実——消えた理由
歌舞伎町のホストクラブの営業時間は概ね夜21時〜翌朝4〜5時が一般的だ。昼職が終わった後に出勤し、朝方まで働いて帰宅——これを週3〜4日続けると、睡眠時間は大幅に削られる。昼職の始業が9時であれば、帰宅してから実質3〜4時間しか眠れない日が週に何度も来る。
ホストクラブは「週○日以上出勤」という最低出勤ラインを設定している店が多い。週3〜4日が最低ラインの店に昼職週5日のまま入ると、実質的に休みがゼロになる。これが「体が先に折れる」の正体だ。
掛け持ちが続かない本当の理由
接客は肉体労働ではないが、長時間の飲酒・深夜勤務・感情労働の組み合わせは思った以上に疲労が蓄積する。「最初の2週間は気合いで乗り切れる」が、1ヶ月目の後半から昼職のパフォーマンスが落ち始め、3ヶ月以内にどちらかを辞めるという流れになる。
SECTION 02昼職にバレるリスク
昼職の会社に副業がバレるルートは主に2つある。ひとつは住民税。副業収入が年20万円を超えると確定申告が必要になり、翌年の住民税額が増える。会社が特別徴収(給与天引き)で住民税を払っていると、経理側が変化に気づく可能性がある。「普通徴収(自分で納付)」を選択することで回避できる場合があるが、詳細は税務署または税理士に確認すること。もうひとつはSNS・写真・知人経由。歌舞伎町は狭い。投稿ルールを事前に決めておく必要がある。
| バレるルート | リスクの中身 | 対策 |
|---|---|---|
| 住民税の増額 | 副業収入が増えると翌年の住民税が上がり、経理に気づかれる | 確定申告時に「普通徴収」を選択(税理士に確認) |
| SNS・写真 | 店のSNSや客が撮った写真が流通し、知り合いに発見される | 顔出し方針を入店前に店側と確認。源氏名を徹底 |
| 知人・口コミ | 歌舞伎町は業界が狭い。昼の同僚が客として来店するケースも | 地域・業界が被らない店を選ぶ検討を |
SECTION 03掛け持ちが現実的な条件
続けられる人間に共通しているのは「入店前に自分の条件を固めていた」という点だ。週に何日出られるかを先に決めて、その条件で受け入れる店を探した人間は、3ヶ月以上続いているケースがある。
「掛け持ちで始めよう」と思うなら、週何日出勤できるかを先に決めて、その条件を受け入れてくれる店を選ぶ順番にした方がいい。入ってから交渉するのは大体うまくいかない。 HOSMEDI A / EX-HOST KABUKICHO 4YRS
「週○日しか出られない」という条件で入れる店を探している場合、このまま送ってもらえれば確認します。
その条件で受け入れてくれる店ってありますか?
